安全に仕事を進める大切さ/K.M.
「ビル設備管理の仕事がしたい」と住宅リフォーム会社から転職。
安全第一・予定どおりの作業で会社への信頼につなげる。
PROFILE

ビルマネジメント事業本部
技術サービス事業部 営業施工部
営業施工課
K.M./2024年中途入社
住宅リフォーム会社から転職
建築全般に興味があり、前職は住宅リフォームの会社に約6年勤務していました。仕事を続ける中で「住宅だけでなく、もっと大きな建物にも関わってみたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。
転職活動では「建築物の維持や修繕に携わりたい」と考え、ビル設備管理の仕事を中心に探していました。ただ、女性が少ない業界ということもあり、自分が活躍できるイメージが持てず、不安を感じることもありました。
転職活動から入社当時にかけては「東急技術センター」という社名で、翌年4月に東急プロパティマネジメントと合併することが決まっていました。
希望していたビル設備管理の仕事に就けることに加え、合併によって会社の業務範囲が広がり、これまで培ってきた経験を活かして新たなフィールドで挑戦できるチャンスが増える点も魅力でした。こうした環境に惹かれ、転職を決意しました。
修繕に関する見積もりやスケジュールの作成・現場管理
仕事内容は現場からの修繕依頼を受けて、見積もりや修繕スケジュールの作成、現場管理、オーナー様や関連業者様との連絡など、多岐に渡ります。
現在は、大雨で一部浸水して営業を停止しているビルの消防設備復旧を担当しています。
普段は、商業施設の修繕をはじめ、親会社が管理する建物や設備のメンテナンスにも携わっており、規模の大小を問わずさまざまな建物に関わる機会があります。今は主担当ではありませんが、先輩のもとで日々学びながら経験を積んでいるところです。
前職の経験から、現場によって雰囲気や対応の仕方が異なることは理解していたため、入社後に大きなギャップを感じることはありませんでした。というより、入社前は具体的なイメージを描ききれていなかった分、驚くようなギャップもなかった、というのが正直なところです(笑)。

わかりやすい丁寧な説明を心がけて
前職では、設備の知識があまりない個人のお客様とお話しする機会が多く、専門的な内容を分かりやすく噛み砕いて説明する力が自然と身についたと思います。
その経験を活かし、現在もオーナー様やテナント様とお話しする際には、相手の立場に合わせて丁寧で分かりやすい説明を心がけています。
先輩から「K.M.さんは、お客様対応に慣れているから、詳しい説明はお願いするよ」と言われたときは、前職の経験が今の仕事にしっかりつながっていると感じて、とても嬉しかったです。
ワークライフバランスを大切にできる働き方
ここでは、私のある1日の仕事内容を紹介します。
K.M.さんのとある1日の流れ
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8:30

出社
メールチェックから1日がスタートします。
1日のスケジュール確認もこのタイミングで行います。 -
9:00
朝礼
朝礼後は、社内打ち合わせをすることが多いです。
関連業者様への問い合わせや見積もり作成など、午前の時間帯で行います。 -
12:30
昼食
ランチの場所は日によってさまざまです。
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13:30

現場調査
担当しているビルへ調査に出かけます。
現場で打ち合わせを行うこともあります。 -
15:30
事務作業
書類作成やスケジュール調整・連絡等を行います。
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18:00
退社
現場が遠い場合は、直帰することもあります。
繁忙期は年度末(2~3月)や半期末(8~9月)です。
特に現場が忙しくなるので、オフィスにいる人は少なくなりますね。
休日出勤があった場合はしっかり代休が取得できるので、ワークライフバランスを考慮した働き方ができています。
やりがいは事故なく予定どおり作業が進むこと
現場の作業が予定どおりに進み、事故なく無事に終えられたときに大きなやりがいを感じます。
「それって普通のことじゃない?」と思われるかもしれませんが、見積もりの精度が高かったり、事前準備が役立ったりと工夫があってこそ、予定どおりに進められるんです。
現場から相談を受けた際は、先輩と意見を擦り合わせながら、見積もりや修繕内容・作業スケジュールを作成します。「ここに問題がありそうだな」と予測していても、実際に作業を始めてみないとわからないことも多く、修繕しても不具合が解消されないケースもあります。
さまざまなケースを想定して準備をしますが、現場で用意していた工具だけでは対応しきれない場合は、一旦作業をストップする判断も必要になります。そういった場合でも、再度計画を練り直して、最終的に期限内に対応を終わらせることができたときには、大きな達成感があります。
安全に仕事をすることが会社の信頼にもつながる

お客様の大切な物件でトラブルを起こすわけにはいきません。入社してからは、何よりも「安全が最優先」という意識に変わりました。実際に、過去に大きな事故を経験した先輩の話を聞く機会もあり、安全への意識が一層強まりました。
入社後約1ヶ月は特別教育もあり、酸素欠乏や粉塵作業の危険性、工具の扱い方など、建築現場で起こり得るリスクについて改めて学びました。
前職では個人のお客様が相手だったため、作業内容に変更があった際も「〇〇に変更になりますが、よろしいですか?」とその場で確認を取りながら進めることができました。
一方、ビルのような大きな建物の場合は、その場で決められるケースは少なく、会社の判断を仰いで対応するケースがほとんどです。不安を抱えたまま作業を進めることはせず「安全に仕事を進めることこそが信頼につながる」という気持ちで、日々の業務に取り組んでいます。
個人の能力を評価してくれる
東急プロパティマネジメントの魅力は、一人ひとりの能力を活かしながら、自分のスタイルで仕事を進められるところだと感じています。
先輩からは「お客様とお話することに慣れているから、K.M.さんに説明してもらいたい」とオーナー様やテナント様と交渉を任せてもらうこともあります。設備に詳しい方が多い職場ですが、「建築のことはK.M.さんのほうが詳しいね」と評価してくださる現場の方もいて、これまでの経験がしっかり活かせていると実感します。
そうした言葉をかけてもらえるたびに、「頑張ってきてよかった」と嬉しくなりますね。

設備関連への理解をもっと深めたい
まだ道半ばですが、設備関連の言葉を自分でしっかりと説明できるくらい理解を深めていきたいと考えています。
これから新たな資格を取得して、建築だけでなく設備にも精通する人材になれるように、頑張りたいです!
まとめ
前職で培ったスキルを活かしつつ、お客様に丁寧に対応されているK.M.さん。
冷静な判断力を武器に、修繕管理に取り組まれている様子が伝わってきました。
これからもK.M.さんのさらなるご活躍を期待しています。



