後悔のない選択をしたい/中島 萌香
マネジメントではコミュニケーションや判断に悩む場面も。
常に「どのように伝えたら相手の心に響くのだろう」と考えている。
PROFILE
中島 萌香
2014年新卒入社
ビルマネジメント事業本部 BM事業部
統括管理一部 都心エリア一課(渋谷キャスト)
統括管理業務 主任職
※取材当時
労務課から統括管理業務へ異動
東急プロパティマネジメントには、2014年に新卒で入社しました。入社後は、3ヶ月の研修を経て労務課に配属されました。
労務課では、社会保険や雇用保険の加入喪失・給付業務や住民税の納付業務、給料に関わる精算などを幅広く経験しました。
2019年10月に初めての異動で都心エリア一課に配属され、3年間渋谷ヒカリエで施設管理に関わる所有者様の会計管理に携わったのち、2023年2月から渋谷キャストに異動になりました。
現在は主任職として、渋谷キャストの全体マネジメントを担当しています。
東急プロパティマネジメントと母校のつながりから「縁」を感じる
当時は、商業施設内にある専門店で働いていました。
商業施設のワクワクできるところが大好きで、「卒業後もこのような場所で働きたいな」という気持ちがありました。
東急プロパティマネジメントに出会ったのは、大学でキャリア相談を受けた時です。
自分に合う会社を相談したときに、先生に「福利厚生がしっかりしている大手企業のグループ会社を目指してみたらどうか」とアドバイスをもらいました。
さらに、就活中に中高生時代の友達に「東急プロパティマネジメントの選考試験を受けたんだ」と話した時に「その会社、うちの学校の建物管理をしているよ」と聞き、ご縁なのかなと直感しました。
運命を感じて志望度がアップしました(笑)。
入社前は、仕事内容について具体的にイメージできないまま飛び込みました。
入社後に「このような事業内容の会社なのか」と新たに知ることが多かったです。
今振り返ると、入社前に固定観念やイメージがなかった分、仕事もまっさらな状態で素直に吸収できたと思っています。
業務ではお客様からの突発的なお問い合わせにも対応
ここでは、私のある1日の仕事内容を紹介します。中島さんのとある1日の流れ
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9:00
出社
メールチェックメールチェックと当日のスケジュール確認を行います。
午前中は社内外の事務処理や業務の進捗確認などをしています。 -
10:00
朝礼
渋谷キャストの施設全体の朝礼を行います。
朝礼には、清掃・設備・警備・駐車場・イベント運営に携わる社内外のスタッフが参加します。 -
10:30
日報チェック
協力会社さんとの打ち合わせ朝礼後は、各チームから受け取った前日の日報をチェックします。
当社からの依頼・協力事項や協力会社さんからのお困りごと等があれば、打ち合わせが入る日もあります。 -
12:00
昼食
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13:00
案件協議や事務作業
メンバーと今後の管理について話し合います。
より良い環境づくりのため、お客様に修繕や清掃のご提案をするべく協力会社と連携を取りながら見積書などの資料作成等を行います。 -
15:00
テナント様の突発対応
事務所にいる時間は、お客様のお問い合わせに対応します。
テナント内の設備不良などの突発対応が入る場合もあります。 -
18:00
終業
仕事は、基本的に就業時間内にすべて終わらせるようにしています。
残業は、あったとしても1時間程度としています。
基本的には事務所で事務処理をしながら、お客様や各チームからのお問い合わせに対応します。
日々のお問い合わせの内容は、テナント様であれば「設備不良が起きたのですが、どうしたらよいですか」「空調温度を変更したい」などテナント内のトラブル・要望が発生した場合や、「イベントを実施したいが、施設管理面で問題はありますか」など施設管理面での影響を懸念したお問い合わせなどがあります。
渋谷キャストの当社メンバーは統括チームと設備チームがおり、自分と歳が近いスタッフから経験豊富なスタッフまで、さまざまな人がいます。
現在のメンバーはキャスト歴が浅いため、みんなの知識や経験をもとに補完し合いながら仕事に励んでいます。
マネジメント側として感じるコミュニケーションの難しさ
振り返ってみると、入社当初の大変さと、今の大変さは違っています。
入社して間もない頃は、他部署のスタッフとの調整で「どういう言い回しをしたらよいのかな」ということや、先輩との付き合い方で「自分はどんなポジションにいたらよいのかな」と考えることが多かったです。
仕事全般に関して自分の仕事のスキルがない状態だったので、常に「本当にこれでよいのかな」という自信のなさもありました。
現在は、施設内の統括責任者として全体をマネジメントする側になり、相手が求めていることを汲み取って行動する「人を知る」「信頼関係作り」が難しいと感じています。
メンバーをまとめる中で、チームごとに伝えてくれた考えや意見を取りまとめて最終的にジャッジするときは不安になることもありますね。
メンバーに対しては、「どのように伝えたら相手の心に響くのだろう」と考えています。
チャレンジしてやり遂げたことが自信につながる
仕事のやりがいを感じる瞬間は、できなかったことができるようになった時です。私自身が何事も心配しがちなタイプなので、日頃からなるべく自分で自分を褒めてあげたり、ちょっとでもできたことに気付いていきたいと思っています。
例えば、労務課にいた頃にはなかったお客様や協力会社さんとの調整は、今では当たり前であり、日常です。
社内では業界用語が通じますが、お客様には通用しません。お客様に合った言葉を使う必要があるので、アプローチの仕方は日々勉強です。
労務課時代では経験できなかったことが、今できていること。小さいことですが、「私にも経験できた」という自信に繋がると思っています。
また、逐一先輩に確認しながら進めていたものを自分の経験を元に進めていき、うまくできた時は、「チャレンジしてよかったな」とポジティブな気持ちになれます。
やり遂げた喜びを感じるために、どんなことも後悔しないようにチャレンジしています。
あとから「あの時やっておけばよかった…」と後悔するのがイヤなんです。
「行動しないと自信が育たないぞ」というプレッシャーもあるかもしれませんね。
まだまだ未熟で経験していないことはたくさんあるので、初めてのことも怖がりすぎずに「失敗してもいいからまずはやってみよう」と思いながら向き合っています。
新入社員の方は温かい社風に安心していただけるはず
東急プロパティマネジメントのよいところは、第一に制度が整っていることです。毎日きちんと仕事に取り組んでいれば、休暇も取りやすい環境です。
また、社員同士の相談のしやすさや困った時に協力してもらえる風土もありますね。
私は労務課時代にまわりの他部署メンバーとの関わりが多かったので、おかげで今もいろいろな人に助けてもらったり協力してもらっています。
自分自身も、課を越えて相談しやすい環境づくりを心がけていました。
私もわからないことがあればみんなに聞きますし、役に立てることがあれば助けてあげたいです。
東急プロパティマネジメントの人の温かさは、新入社員の方も安心していただけるポイントだと思います。
うまくいかなかった時は、次うまくいくように頑張ればいい
就活中は、どうしても不安になる方が多いと思います。周囲に「前向きに」と言われても、前向きになれないこともあるでしょう。
でも、うまくいくことばかりではないし、うまくいかなかった時は次うまくいくように頑張ればいいんです。
就活は、人生で初めて「自分は将来どうなっていくのだろう?」と真剣に考えるチャンスです。
自己分析の良い機会なので、「将来こうなっていたらいいな」とイメージしながら進んでいただきたいです。
一歩ずつ前に進めば、あなたの進む方向がきっと見えてくるはずです。
また、何歳になってもチャレンジはできます!
入社する時だけではなく、自分の気持ちさえあればいつでもチャレンジ可能です。
私自身も、仕事には関係ありませんが、夢を叶えるために、プライベートで英語の勉強をしています。
また、リラックスタイムには好きな映画やドラマを見ながら楽しんでいます。
就活は大変だと思いますが、リフレッシュしながら自分らしく羽ばたいてください。応援しています!
自分を信じて後悔のない選択をしていきたい
仕事の目標はどんな選択肢があるのか模索中ですが、一から創り上げる、生み出していくなど表現できる仕事に携わってみたいです。
後悔しないように、その時にその道を選択した自分を信じて進んでいたいですね。
何事も後悔したくないことが、私の原動力になっています。
日々、サポートしてくださるみなさまに感謝しながら、公私ともに、目の前にあることをコツコツ頑張っていきたいです。
まとめ
謙虚な姿勢で、目の前の仕事にコツコツと取り組み続ける中島さん。就活生の方の目線に立ったメッセージは、グッと心を掴まれました。
これからも、中島さんのさらなるご活躍を期待しています!