人と人をつなぐ架け橋に/柳部 達哉
グランベリーパークのスタッフが一丸となってお客様をお迎えする。
お客様が「また来たい」と思ってくださる場所をつくりたい。
PROFILE
柳部 達哉
2022年新卒入社
ビルマネジメント事業本部 BM事業部
統括管理二部 沿線エリア二課(グランベリーパーク)
統括管理業務
グランベリーパークの統括管理者として活躍中
2022年に新卒入社し、現在3年目になります。
入社1年目は、施設サービス部で清掃管理と責任者業務を経験しました。
現場研修では、日常の清掃やスタッフの勤怠管理、お客様への対応にあたっていました。
2年目からは、南町田グランベリーパーク駅直結の商業施設に異動しました。
施設の統括管理者として、各セクションのとりまとめやテナント様からのお問い合わせの対応、防災管理、イベント開催のサポートなどを担当しています。
商業施設ならではの特徴として、より多くのお客様に足を運んでいただくために定期的にイベントを開催しています。
統括管理では、顧客担当者からイベント実施にあたっての計画をいただいて、施設の安全を担保できるかを確認します。
「お客様の流れがスムーズになるように、動線を広くしましょう」「安全のために警備を強化しましょう」などのアドバイスをお伝えすることもあります。
コツコツ積み上げる性格が管理業務とつながった
不動産業界に興味を持ったきっかけは、大学のゼミナールで幅広い不動産の仕事について学んだことです。
「不動産業界」と聞くと土地開発が花形のように見えますが、ほかにも町の不動産屋さんにあたる流通や当社のような建物の運営管理をしている会社など、さまざまな業種・職種があるのを知って関心が深まりました。
実家が東急沿線に近いこともあり、東急グループには親しみがありましたね。
就職活動では、東急グループについて調べる中で、東急電鉄だけでなく不動産・ディベロッパーの役割もあり、幅広い事業を展開していることに面白さを感じました。
現在の勤務地であるグランベリーパークも学生時代から利用しており、調べていくと管理業務が日々の安全を守る仕事の肝になっていることを知りました。
私はコツコツ積み重ねていくのが好きな性格なので、管理業務の仕事に通じるものがあると感じました。
特に、東急プロパティマネジメントではオフィス物件や商業施設、ホテルなど、さまざまな特色のある物件の管理に携われることを魅力に感じて、「この会社で働きたい!」という気持ちがより一層強くなりました。
「お客様が何を求めていらっしゃるのか」を考えながら立ち回る
統括管理業務の仕事のほとんどは、人とのコミュニケーションです。
人と人をつなぐ役割として、相手の意図をくみ取り、正しい情報を引き継ぐ力が求められます。
特に商業施設では、全体を広く見渡す力が特に大事だと感じています。
テナント様やスタッフ同士の連携はもちろん、統括管理はお客様がお問い合わせいただく窓口になっているので、運営に関するご意見がダイレクトに入ってきます。
スピーディーな対応は、施設の快適性を維持するために重要です。
異動直後は、順序を組み立てられなかったり、お客様のご要望にすぐにお応えできなかったりすることもありました。
特に、各セクションの基礎知識が身に付いていないうちはお問い合わせの内容を理解することに苦戦しましたね。
各セクションの知識を学んだり、周囲とのコミュニケーションや対応の経験を積んでいくうちに、いつの間にか焦らずに「お客様が何を求めていらっしゃるのか」「統括管理で対応できるのか。できない場合は、誰に相談する必要があるか」がわかるようになりました。
また、相手の温度感や意図を自分からくみ取って立ち回れるようになり、お客様にご納得いただける場面が増えてきました。
異動して1年半の間に、瞬発力、臨機応変な対応、会話の着地点を見つけるスキルが身に付きました。
施設内の情報共有のほか、お客様からのお問い合わせにも対応
ここでは、私のある1日の仕事内容を紹介します。
柳部さんのとある1日の流れ
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9:00
出社
メールチェック当日のスケジュール確認と前日からの引き継ぎを行います。
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9:30
マネジメントオフィス様との朝礼
施設全体の朝礼マネジメントオフィス様との朝礼、施設内の各セクションとの全体朝礼では、施設をスムーズに運営するための情報交換を行います。
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11:00
日報チェック
打ち合わせ朝礼後は、各チームから受け取った前日の日報をチェックします。
マネジメントオフィス様と打ち合わせを行い、テナント様やお客様からのご要望を共有します。 -
12:00
昼食
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13:00
案件協議
事務作業管理についての課題点の打ち合わせや、イベント業務に関する見積書作成等の事務作業を行います。
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15:00
館内の巡回
グランベリーパークは横に広い施設なので、館内の巡回業務を行います。
お客様からの突発的なお問い合わせに対応することもあります。 -
18:00
終業
事務作業は就業時間内にすべて終わらせるようにしています。
緊急対応等で残業になる日も、1時間程度としています。
統括管理者という立場は、お客様であるマネジメントオフィス様とテナント様、さらにバックスタッフと呼ばれる各セクション(設備、清掃、警備、インフォメーション、駐車場の管理業務)との情報の橋渡しを行っています。
また、一般のお客様のお問い合わせや緊急事態の対応にあたる場面もあり、毎日異なる業務の中で新たな視点や知識を吸収しています。
グランベリーパークで働く仲間として所属団体を超えて団結
統括管理者の仕事は具体的なイメージが湧きにくく、異動前は「どのような仕事をするのだろう?」と不安がありました。
配属後は、まずは現場の各セクションの業務を知るところからスタートしました。
わからないことをそのままにせず、日々自分から積極的に質問するうちに、徐々に不安は解消されていきました。
グランベリーパークのセクションは、設備は東急プロパティマネジメント、警備やインフォメーションなどは協力会社様が入られています。
所属する会社が異なっても、同じグランベリーパークで働く仲間としての絆が強く、真摯に教えてくださいます。今もたくさん助けていただいています。
お客様にとっては、統括管理・設備・警備・インフォメーションも、どの会社に所属しているかにかかわらずすべて「施設のスタッフ」として見えています。
各セクションのスタッフと情報共有をとりながら、みんなでお客様をお迎えする意識を強めています。
さらに、グランベリーパークには約240のテナント様が入居されています。
それぞれのテナント様やオーナー様とお話しさせていただく中で、利用者の目線では見えなかった運営管理側の視点も知ることができました。
地域の中学校との交流から温かいご縁が生まれた
私にとっての仕事のやりがいは、日々お客様に「ありがとう」「助かったよ」と感謝の言葉をいただけることです。
商業施設であるグランベリーパークには、毎日たくさんのお客様が多種多様なお問い合わせをくださいます。
特に印象に残っている出来事では、中学生の方々との交流です。
ある日、近隣の中学校から「地域の歴史を調べる課題で、南町田の再開発について教えてほしい」というお問い合わせをいただきました。
私自身もグランベリーパークについて勉強をし直して、実際に中学生のみなさんにお会いして再開発の変遷をお話ししました。
普段ビジネスで話すトーンではなく学校の先生の話し方や接し方を意識したので、新鮮さがありましたね。
その後も私宛にお土産をプレゼントしてくださったり、後輩のみなさんにも引き継いでくださったりして交流が続いています。
地域の方々との温かいご縁ができて、この仕事をしていて本当によかったなと嬉しい気持ちでいっぱいです。
地域に根差している商業施設だからこそできる経験だと思います。
今後も私たちの想いをお話しするチャンスがあれば積極的に伝えていきたいです。
統括管理のスペシャリストとして周囲を巻き込む存在になりたい
今後の目標は、統括管理のスペシャリストを目指すことです。
私は今、グランベリーパークのスタッフとしてテナント様や一般のお客様と接する中で、日々新鮮さを感じながら働いてます。
お客様にとって快適な環境を維持することで、「またグランベリーパークに来たい」と思っていただけることに充実感を持っています。
また、今後も時代に合わせて多様なニーズが生まれてくるのでやりがいがあります。
将来は、周囲を巻き込みながらよいサイクルをつくっていけるリーダーになりたいですね。
そのために、いかなる場面でも早く正確に対応できるよう、今後もスキルアップや情報収集に取り組んでいきます!
コミュニケーション力を活かしながら幅広い業務に携われる会社
私たちが新卒で入社した際、事務系社員は全員が清掃管理の部署からスタートしました。
3年目の現在ではそれぞれのフィールドに場所を移し、私は商業施設の統括管理業務、プロパティマネジメント業務で日々活躍している同期もいます。
東急プロパティマネジメントは、プロパティマネジメント・ビルマネジメントともに幅広い物件の運営管理を経験できる会社です。
当社は、人と人とのコミュニケーションを大切にしながら幅広い業務に携わってみたい方なら、実りある経験が積める場所だと確信しています。
ぜひ、みなさんと一緒にお仕事ができたら嬉しいです!
まとめ
グランベリーパークの統括管理者として、お客様やスタッフとのコミュニケーションを大切にしている柳部さん。
インタビューでも、一つひとつの質問に誠実に答える姿に、職場でも信頼される存在なのだなと伝わってきました。
これからも、柳部さんのさらなるご活躍を期待しています!
CHECK!|同期入社 安田 圭吾さんのインタビューはこちら!