日々経験を積み上げる/安田 圭吾

オーナー様やテナント様、社員との日々のコミュニケーションが成功のカギ。
日頃から信頼関係を築き、物件の運営管理をリードする。
 

PROFILE

日々経験を積み上げる/安田 圭吾

安田 圭吾

2022年新卒入社

プロパティマネジメント事業本部
PM事業部 PM二部(本社)
東急線沿線の商業物件PMを担当

東急沿線の商業物件のプロパティマネジメント業務を担当

2022年4月に新卒として入社し、現在3年目です。

入社後は現場研修を経て、ビルマネジメント事業本部の施設サービス部に配属され、神奈川エリアの清掃管理を担当。
日常清掃や定期清掃の現場管理のほか、特別清掃の提案や契約料金の改定交渉、契約書の作成・締結業務にも携わっていました。

2024年4月に、プロパティマネジメント事業本部へ異動となりました。
現在は、東急沿線の商業物件におけるプロパティマネジメント業務を担当しています。

プロパティマネジメントとは、オーナー様に代わって物件の運営管理を行う仕事です。
主な仕事内容はテナント様との契約管理、賃料収入や修繕費用などの入出金管理、清掃や設備など保守管理の手配をし、これらをオーナー様へ報告するなど多岐にわたります。

チームで賑やかなものを創り上げるプロセスが好き

東急プロパティマネジメント安田さんのインタビュー風景

私は元々、学生時代に演劇やダンスに打ち込んでおり、みんなで賑やかなものを創り上げていく過程が好きでした。
就活をしていくうちに「お客様が行き交う賑やかな商業施設に携わりたい」という想いから不動産業界に興味を持ち、特にひとつの物件に長期間携われる運営管理の仕事に惹かれました。

商業物件に携わることができているので、まさに入社してやりたかったことができています。

当社を選んだ理由は、私自身が普段から東急沿線をよく利用していたため、慣れ親しんだ街に関わりたいという気持ちがあったからです。
また、自分の就職軸のひとつでもあった「基本的には地方への転勤がないこと」も決め手のひとつでした。

午前は担当物件の巡回、午後は社内外との打ち合わせが多い

ここでは、私のある1日の仕事内容を紹介します。

 

安田さんのとある1日の流れ

  • 9:00
    出社

    出社後はメールチェック等を行います。

  • 9:30
    担当物件の巡回

    物件に足を運び、オーナー様とテナント様にトラブルやお困りごとがないかを伺います。

  • 12:30
    昼食

    その日の予定に合わせて柔軟に対応します。

  • 13:30
    事務作業
    打ち合わせ

    午後は会社に戻り、書類作成や打ち合わせを行います。

  • 15:00
    定例会

    部署内で売上報告や現場でのトラブルを共有します。
    テナント様とはリモート会議を実施することもあります。

  • 18:00
    終業

    繁忙期や突発対応で残業することもあります。

プロパティマネジメントの業務では、オーナー様やテナント様との日々のコミュニケーションがとても重要です。

契約管理ではテナント様の入退去対応や賃料改定の交渉を行うこともあります。 日々の信頼関係が構築できていないとこちらからのお願いを聞いていただくのは難しいと感じています。
例えば、自分に置き換えてみても、いきなり「家賃を値上げします」と言われたら驚きますし受け入れがたい気持ちになると思います。
だからこそ巡回時やご連絡をいただいた際の対応が肝になると思いますし、信頼していただけるような対応を心掛けています。

また、運営代行をしている立場なので、お金を正確に管理することが求められます。
テナント様から期日内に正しい賃料が入金されているかや、修繕費用を協力会社に支払えているかなどを管理します。
手続きの不備などで未収金が発生した場合は、適宜関係者に確認を取り、決まった金額をご入金いただくよう調整します。

保守管理では、定期点検などで不具合が見つかった際に社内のビルマネジメント部門や協力会社に見積りを依頼して発注します。
プロパティマネジメントは、作業を実施するうえでのスケジュール調整やテナント様へのご協力依頼なども行うので、コミュニケーションをとりながら周囲を巻き込む力が必要になってきます。

現場を経験することで適切なサポートにつながった

入社前に不動産業界を調べた時には、正直なところ実際の業務内容のイメージがついていなかったです。
想像できていなかった分、かえって入社後のギャップはあまりなかったかもしれないですね。
実際に入社してみて「不動産運営管理にはこういう仕事もあるんだ」と新たに学ぶ場面が多かったです。

私が驚いたのは入社後すぐに数ヶ月間の清掃現場研修があったことです。
身をもって経験することで作業イメージがつきやすくなり、スケジュール感や作業の金額感を身につけられたと感じています。

現在、プロパティマネジメントの仕事をしていくなかでビルマネジメントを知っていることは大きな強みだと思っています。
調整役を担うことが多いですが、作業の大枠がイメージできないと何を調整しなければならないか分かりませんし、スケジュールの逆算ができればテナント様にも無理なお願いをすることもなくなるので安定した運営につながります。

周囲に相談しやすい環境とサポート体制がありがたい

東急プロパティマネジメント安田さんのインタビュー風景

入社後は初めての経験ばかりでしたが、社内外のさまざまな方にお話を聞いたりアドバイスをいただけたりしたおかげで大きなミスをせずにここまで来られました。

当社の強みは、社内にはビルマネジメント(ビルメンテナンス)、プロパティマネジメント、コンストラクションマネジメント、リーシングマネジメントのプロフェッショナルがいることです。
また、幅広い年齢層の方々が、フラットに私の話を聞いてくれるので、相談しやすい環境です。
現在所属している部署は20名ほどの社員がいます。部署内はもちろん、部署を超えて気軽に質問できるところがありがたいです。

新卒として入社した時点で、先輩社員も後輩を気にかけて温かく声をかけてくださいます。
また、入社後はトレーナーの先輩にリードしていただきながら社内の人脈を広げ、日々仕事の相談をしたりアドバイスをもらったりしています。

自分の力で解決方法を導き出せた瞬間がやりがい

仕事のやりがいは、自分の頭で考えて問題を解決できた時です。

当社のミッションは、オーナー様から請け負った物件の収益を最大化させることです。
しかし、物件を構成する要素は、オーナー様やテナント様、築年数などの条件によって異なります。
そのため、物件によってアプローチすべきポイントや解決方法は都度変わってくるのです。

問題が生じている物件にはどのような原因があるのかを見極めて、建物に合ったアイデアを提案して解決できることに面白さを感じます。

例えば、ある物件の修繕で、協力会社や当社のビルマネジメント部門に見積りを依頼した際に、想定よりも高い金額になってしまったことがありました。

「修繕は必要だが、この見積り金額では厳しい」という状況で、自分で代替案を考えたり、協力会社にも「もう少し費用を抑えられる別の方法はないでしょうか?」と話し合うことで予算内におさまる方法を見つけられました。

問題を解決する際は、ビルマネジメントの経験も活かしながら、協力会社や社内の先輩に聞いたりして補っていくことが多いです。
もちろんまだまだわからないこともありますが、プロパティマネジメントに異動してからの半年間で、日々たくさんの経験を積めています。
再び同じケースが起きたら経験を活かせますし、近い案件にも応用できると思います。

また、オーナー様の収益アップや緊急時の迅速な対応により、感謝のお言葉をいただけた時もモチベーションになりますね。

成長に合わせてチャレンジさせてもらえるのも魅力

東急プロパティマネジメント安田さんの仕事風景

清掃管理をしていた時に、契約料金の改定交渉がうまくいった時は、大きな達成感がありました。

他の課と連携して行う業務で、上司にフォローいただきながらも、自分主導で任せてもらいました。
担当者と話し合いを重ねる中で、自分自身も成長できているのを実感できました。

新入社員を見守るだけでなく、成長に合わせて新しい業務に挑戦させてもらえるのも当社の魅力です。
トレーナーや上司にフォローしていただきながら、「思いきってやってごらん」とベストなタイミングで任せてもらえます。

現在の目標は、まずはプロパティマネジメントの仕事を覚えることです。
これから多くの経験を積んでいって、物件やお客様に寄り添った運営管理ができるようになりたいですね。

自分自身の軸にマッチした企業選びが納得につながる

もしかしたら今就活をされている方の中には「不動産業界は難しい専門用語を覚えなければならない」「資格の取得が必要な仕事」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、入社前の段階で専門用語や資格についてクリアしている必要はないと思います。

不動産業界の中にもさまざまな仕事・職種があり、会社によって得意とする地域や注力している分野が異なります。
例えば、当社なら東急グループ物件を中心に受託数も多く、建物用途も豊富ですし、渋谷の再開発に関われるのも魅力です。また、これらを基盤にして東急グループ以外からの更なる受託も今後期待できると思います。

就活中のみなさんには、「その会社でどのような仕事に携われるのか」「自分の希望を実現できるのか」について理解を深めていただけたらと思います。

そのうえで、当社がご自身の就活軸とマッチしていたらぜひご応募ください。
自分の軸に合った企業を選んでいただけたら、入社後に「この会社に入ってよかった」と充実感を持って働けるはずです!

まとめ

プロパティマネジメント事業本部に異動し、周囲と積極的にコミュニケーションを取りながら日々成長を続ける安田さん。

インタビューでは、前向きな姿勢と真摯なお人柄が伝わってきました。

これからも、安田さんのさらなるご活躍に期待しています!

 

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